海とmasae

2002年6月11日
海に対する思いが蓄積される。

for all is like the ocean,
all things flow and touch each other,
a disturbance in one place is felt at the other end of the world

こんな風にドストエフスキーさんは
"カラマゾフの兄弟"でおっしゃっています。

今天使についての本を読んでいる途中なのだが、
そこに入っていたドストエフスキーの言葉に感動。

訳:
「全ては海のようで、万物は流れていてお互いに触れ合っている。
一つの場所で起きた不愉快な思いは世界の反対側まで伝わっていく。」

思いは発すると伝わる。

感謝の気持ちを伝える相手がそこにいなくても、
そこにある地面に向かって感謝を、
鳥に向かって感謝をすれば、
いつか相手にまでその思いは伝わるという事だ。

そう思うとテレパシーってそんなに特別なことではなく、
凄く当たり前のことなのかもしれない。

とても近い人と話しているときに沈黙の中でこそ
気持ちが伝わっている時がある。
誰かが発した"楽しい"という気持ちが周囲に伝染することもある。

電子メールとか電話とか
便利すぎるくらい便利になっているこの世の中、
道具に頼りすぎるあまり、
誰かの"思い"を感じ取る力を失ってはいけないと思った。

全ては海だから。

そこには電線も無く、郵便局も、トラックが走る道路も無い。

海を1日中眺めて誰かが流したメッセージを拾う。


I hope that someone gets my
I hope that someone gets my
I hope that someone gets my

Message in a bottle

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