NHKアーカイブス

2003年5月12日
ザラザラの画質のドキュメンタリーを見た。

村上龍さんのドキュメンタリーで、1970年代初め?
いつだったか忘れたが、

すっかりスムーズでデジタルな画質になれてた所にこういうザラザラ感たっぷりの映像を見ると非常に楽しい気持ちになるんだということを発見した。
コントラストも薄い感じで、
ノイズが多くて、
映像の下にでてくるテロップの文字もシンプルで、
今みたいにやたら派手な時が画面を覆うということが無いのだ。

日本は丁度フォークが盛んな時代で、
どうやら皆ボブディランを崇拝していたようだ。
若き日々の泉谷しげるさんや、中山ラビさんも出てきた。

ほぉおお〜〜〜〜日本はこんな時代だったんだ〜〜って思いながら、登場人物の使う言葉や考え方を観察。

なんか、複雑。好きとか嫌いとかじゃなくて、ちっとも自分と繋がりを感じないのだ。


別世界のように感じるザラザラ世界。

皆が自分の思うボブディランについて語っている。
アメリカに対する憧れの強さみたいなのと格闘しているという印象を受ける。

これが70年代の日本なんだな〜って思う。

湿っぽく感じるのは何故なんだろう?
全てが梅雨の時期の空気のように。
不思議な時代だ。

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