最近人生について色々考えさせられるわけなのだが、
前日や前々日の日記などを見るとそうなのだ。

でも基本的に老人と生活するというのは人生を考えさせられるものなのだ。
2月12日に満80歳になったおばあちゃんのための誕生会にての会話:
父:「80歳になってどうよ?」

祖母:「80なんてあっという間だったね〜〜!このままだと100歳まで生きちまうよ。」

と大満足にケーキを食べる。

おばあちゃんは12年程寝たきり生活をしてきた。
助け合いながら皆で介護という生活もその長さだ。

最後の方はおかゆしか食べられなかったが最後まで
頭ははっきりしていた。
よくわからない事を時々言っていたのはボケていたのじゃなくて、時が来るのを予感していたからなのだろうか?

長い苦しみから解きはなれて自由に飛ぶ魂を見た気がした。
死は生の一部なんだということがはっきりする瞬間であった。

もう老人の話が聞けないのは寂しいものだ。

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