とまぁ〜

2003年5月19日
そんな風な瞬間を迎えて原家はバタバタするのだが、

純粋な"悲しい"という感情だけに支配されないのは
うちのおばあさんが生前特に何かに大きな不満を抱えているわけではなかったからだと思う。

"遣り残したこと"というものは孫の私には見当たらない。

だから病院から戻ってきた体はとても清らかでスッキリした表情だった。
"良かったね"と声をかけたくなる顔なのだ。

前の晩にうちから救急車で運び出された時は顔が見れなかったのだが、
戻ってきた顔はココ最近見てきた表情の中で一番見ていて安心できる顔だった。


いつも荒く短い呼吸そしてリューマチで曲がったまま動かない体中の間接と激しく浮腫んだ足を見て普通に接するのも大変なものなのだ。

介護をしてもらう側の性格にもよるのだが、
何でもしてあげて喜ぶ人と
何でもしてあげてしまうと気力を失ってしまう人がいるのだ。

うちのおばあちゃんは負けず嫌いな強気な性格なので、出来そうなことは自分でやらせることを見守るのと、とりあえず指示してもらうことが大事だった。

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