伝える。伝わる。

2004年10月20日
舞台で踊っても、
歌を歌っても、
映像をとっても、
ギターを弾いても、
手紙を書くにしても、
電話をするにしても、
人と直接話すにしても、
手話でも、
ボディーラングェッジでも、
瞬き一つ、
生きていれば
誰でも発信者であって、

「伝える」っていうことがその中で重要であり、
その「伝える」っていうことに何が必要なのかを
皆考えなきゃならないんだな、、、、
って。

コミュニケーションのメディアの種類によって発信者と受信者の受けとりの濃度が変わる。そんな話を18歳の時に聞いて頭にいまだにこびりついている。
コミュニケーションの親密度。
その理論によると人と人が触れ合うのが一番濃度の高いコミュニケーションらしい。
アナログな部分が無くなれば無くなるほど濃度は薄くなる。
電話、手書きの手紙、

であるからに、このデジタルな文章は濃度が薄いということだ。
一番薄いのは電光掲示板かな?

薄くなればなるほど、ズレが生じる。

こうやって日記で書いた文章も私が発しているものを
大体の人は自分のイメージで、自分の体験と照らして、比較しながら、
ビジュアル的なものは全て自分の脳で想像しながら読むのが多いと思う。
それがズレになってしまうのだ。

でも、そのズレを悲観することは無くて、
そのズレがアートでは面白いとされてきたのだとおもう。
だから抽象画という自由な空間が私は好きだ。

ところで、
伝わってしまうっていうのも、
また凄いことで、
何の考えもなしに石を投げ込んだら波紋が起こるのはよくあることで、
その威力は「自然」を味方につけているから無敵だ。

台風には勝てないっす。

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