13日の金曜に肉を食らう

バイト後、津嶋氏の家へと急いだ。

結婚パーティーで演奏してくれた御礼ということでディナーご馳走してくれると言われたので、

赤ワインをもってルンルン♪と。

お出迎えに黒猫のケニアが出てきて。
動物を飼っている身としてはついつい、「ただいま」と同時にとりあえず動物と一絡みしてから人間に挨拶をするというパターンをやってしまった。

津嶋氏のエレキはアンプにささっていて、メタルな歪みでメタリカしていた。そして満面の笑みで一フレーズやってくれたんだけど、さすがでした。
やっぱ、こういう友達って私には必要。

津嶋氏の自宅に行くと異様にホッとしてしまう私。
津嶋夫妻は肩に力入っていないので、よそよそしさとか、探りの会話を不必要としているので、楽なのだ。鎧をおろして語れる。
特に妻は日本人離れしたダウンツーアースぶりが逞しくて最高。こういう人好きだ。
私も男だったら惚れるね。

すっかり夫妻のご好意に甘えてたっぷり焼肉をご馳走になり、話も盛り上がり、
電車はなくなり、
私は一泊コースになってしまった。

津嶋邸の居間で寝ていたら夢の中で未来の津嶋夫妻の子供に会った。
髪の毛が黒くて真っ直ぐで肩くらいまで延びていて、「一緒に塗り絵をしようよ」って言われて絨毯の上でゴロゴロしながら仲良く塗り絵。

それは夫妻には言ってないけれど、
ちょっと自分の中で面白かった。
予知夢だったらどうしよう〜。