さよならたまかん

2006年5月4日
幼稚園とか保育園の教室でライブをしている感じ、といったら一番分かりやすいでしょう。

福祉施設と保育園だった3階建ての建物。

ちょっと古い作りと風が入り込む時に揺れるカーテンとパイプ椅子が懐かしい気持ちに。

館内を歩き回ると小さい子供の笑い声が聞こえてきそう。

何故か屋上に昔小学校に置いてあった足踏みオルガンがあったので、
オルガンだったらバッハだな〜と思い天気とか屋上に似つかわしくない曲を弾いていると
「ねぇ、それ結婚式の歌?」と捨てられた子猫のような目をした子供が二人やってきた。

なんとも可愛いのだ。

「もっと弾いてぇ〜」と子供のリクエストを聞いてミニリサイタル。
ちょっとだけ幼稚園の先生気分である。

凄く不思議そうに私の指の動きを見て、自分も弾きたそうな顔をしていた。
こんなに素朴な子供もいるんだな、
と心の中がホカホカ。
子供達とひとしきり遊んだ後、

そのホカホカ気分でライブへ移動。
次は大人達に向けて演奏。

取り壊し予定である「たまかん」の響きはとてもノスタルジックで温かいものだったのでした。

手洗い場の石鹸は網に入ったレモン石鹸でした。

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