お盆の迎え火

2008年8月13日
帰国子女は何かと日本を知らないとか、伝統を重んじないというバッシングに合いやすいが、

むしろ逆で、別カルチャーにより早く馴染むためのコツとして
その地域の伝統に水彩絵の具のように溶け込む技を持っている人が多いと思われる。

(第一文化から第二文化へ移動したときは頑固な時があるが、
時間が経つと余計な『固執』はしなくなる。)

我が家は「郷に行けば郷に従え。」が家訓。
だから今日は迎え火を焚きました。

儀式、習慣は宗教と密接に関わっていることが殆ど。
現代では宗教色が薄まって、分離して考えるというよいとこどりになっているけれど、
「過去の方々のお陰で私がいる」という当たり前のことを再認識して、「自分の立ち位置」について考えるには良い習慣だと思う。
脈々と続いた人の歴史、DNAのバトンタッチ。

これまで知っている私の爺さん、婆さん、曾婆さん、曾爺さんは波乱万丈のドラマのある人生を送ってきた。
その子孫である自分。

全然まだまだだね。

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