パイパーライブ。

2002年10月26日
あいにくの雨だ。

しかも人に集まって欲しい時間にどしゃぶりに。
秋の雨は冷たいし、
最近は寒暖の差で人は体調を崩すし、
ということで、
予想より少ない客いりでした。
でも嬉しいことに充分集まりました。

なんだか自分もボケボケしていて、
間違えをいくつかしてしまったのだが、
特に誰も気付かなかった様子で、
(っていうか加藤君に後で言われるまで自分が間違えたのをしらなかった・・・。)
とりあえず、一安心。

新曲も発表して、
自分の中でささやかなレベルアップをしたことを確信。
それは小さな小さなことで、きっと加藤君も分からないのだが、
自分の中ではそれが上手くいったことに大満足した。

大きいハッキリとした成長を見せるのは難しいよ。
ちっちゃい成長を集めてやっと大きいことが出来るのだ。
そう思うと正直しんどいね〜。

色んなバランスを取るのは難しくて、
細い糸の上を歩いている感じ。

焦らず糸をたくさん作り出して、
いつか大きな橋を作れると良いと思う。

今は環境にとても恵まれていて、
人を信頼できるようになって、
やっと人間として必要な分のリスペクトが貰えて、
リスペクトしている人にも可愛がられて、

いつも何かを奪われて踏みにじられるのじゃないかとびくびくしなくて良いので、

全てを良い方向にもっていけるはずだ。

溶ける

2002年10月24日
せっかく体に溜めた田舎の空気が
時間と共に効力を失う。

でも夢を島根弁でみたりとかをする。

厚木の駅前がいつの間にか100円パーキングに変わっていて驚く。

こうやって何日かいない間に何かが変わるんだ。

ビルが建つんだ。

店がつぶれるんだ。

人の態度も変わるんだ。

携帯の番号も変わるんだ。

私も変わるのかね?

Well, some are lost and some are gained
in living every day ♪
ある歌から抜粋。

ってことだね。
世の中は不動のようでいて、凄く早く動いていて、
凄く早く動いているようでいて、不動で。
だから皆の頭を悩ませているのでしょう。

全てのものは一つのところに留まらない。

おつかれ。

2002年10月23日
というわけで
この日は溜まった仕事をそこそこやってから
早めに寝ました。


京都

2002年10月22日
道路交通情報の21日から始まった東名高速集中工事の影響で各所車線規制などで通らなければならない所が40km・20km・15km渋滞していることを聞いて、

早寝早起きに慣れてきていた私達はドッと疲れました。
運転していく自信が無いので、京都に泊まりました。

初めて歩いた夜中の祇園はとてもバブリーでした。
東京とは違う活気。
これが西なのか!と思った。
新宿とか六本木とか池袋とか汚さと欲が恥ずかしげも無く前面に出ていて、明るく点滅するネオンと正反対の人が無理な笑顔で疲れた黒い重たい息を吐いている。
汚い。
そして道行く"他人"がすごく邪魔な存在になる。

それに比べて祇園は元気に見えた。
人がちゃんと風景と馴染んでいて、普通に歩ける。
空が広いからだろうか?
女達の駆け引きと計算された恥じらいがあって、
男達もソレを知っているけれど、それを楽しんでいて、
そこに東京には無いほのかな上品さが漂っている。

ギラッとしたおじさん達の歩く姿がバブリーだった。

近くまできたので、
サエの店を探した。(私の曲のモデル)

一回しかいかなかたその場所まで迷わずそこまでいけたのだが、

もう違う店になっていた。

でもきっといないだろうと思っていたので
寂しくは無かった。

今も元気でいるといいな〜と思ってその場を去りました。

ぶっ倒れるように寝たあと、
朝起きてベタなことに金閣寺でmy favorite things を口ずさみながら写真をとりました。

この日どういうわけか琵琶湖近くのパルコの本屋で美輪明宏さんの本を購入してきました。

あとはひたすら高速道路を爆走でした。
トランクに島根の新鮮な野菜やら肉やら卵やら葡萄やらをつめて、
帰りの準備をした。ちょっと住み慣れてきた納屋も去るのが惜しい。

車の窓から手を振ったらおばあちゃんが見えなくなるまで両手で手を振っていました。

北の国から〜的な感動の図がココに浮かべてください。

まあそういう感じでした。

ゆっくり山を降りていきながら、
100円で入れる湯の花の浮かぶ温泉や、
お風呂場のタイルに跳ね返るお婆ちゃんたちの陽気な会話などを思い出した。

変わらなくていいものが
いつまでも変わらないといいね。
と思いながら。

三次のICに乗る手前で日本昔話に出てきそうな大きな満月が山から私達を覗きこみ、
暗い中国道を程よく照らしてくれました。

月もこっちで見るほうが綺麗にみえるのです。

心が最後まで洗われました。

遠くまで来たね。

2002年10月20日
さて
腹いっぱいで爆睡した我々茶飲み友達は
いざ、県民の森へと出発。

県民の森は川の水に濁りが無くて、紅葉し始めようとしている木々の多い茂る素晴らしい森だった。

微妙な天気が頭を悩ませたため不安でした。

雨が降ったりやんだり、小雨がパラパラ。
借り物の楽器が濡れるのがいやだったので退散しました。

そしたら演奏予定時間に結構降り始めて、
楽器を出さなくて良かったと安心する。

「申し訳ない」
と言われたが、前日の中山間研究センターで充分楽しめたので気にすることは何も無かった。

県民の森の出展テントで一番不思議だったのが、
"きのこ相談センター"
なんかね、名前が心をくすぐる。
群馬の方には確か
"きのこ会館"
っていうのがあるらしいが、
それも心をくすぐる。
爆笑じゃないんだけど、ニンマリしてしまう響きだわ〜。

かなりバカっぽい想像をしてしまう。

さて県民の森を去り、
借りた機材を返したのだが、
さすが近所迷惑にならないし、なったとしても
うるさいから包丁で刺しに来る隣人はいない。
大きなアンプとか普通のドラムセットとかを持っている人が
沢山いるみたいだ。

つくづく音楽人には最高の環境だと思う。

夜は昔話と赤来和牛と家の野菜&ビールでお腹いーーーっぱいさ。

最高。

やっぱり満腹平和論は正しいと思う。

Im singing in the rain♪

2002年10月19日
のみんしゃ〜い
たべんしゃ〜い

の中ついに我々の力を出さなければいけない
中山間地域研究センターのオープニングイベントが始まった。

立派な施設だった。XX億円かけて作られた全国ではじめての研究施設。

NHKのラジオ生放送なども予定されていて、
赤来町の特産物コーナーも沢山出展していた。

ところが、残念ながら雨。

良いことにレインボーテントの中で演奏は出来たが、
お客さんが雨の中で大変そうだった。

演奏中、ジューーっと音を立てて目の前のテントが島根和牛を焼き始めた。
皆がそっちに気をとられる。
私も気になってしまった。

だって・・・美味しいんだよぉ〜赤来牛。
またの名を奥出雲和牛。

でまあ何とか演奏をこなして、
帰りましたとさ。

夜は赤木町の道の駅でディナー。
全てが新鮮で元から味の濃い良い野菜とお肉、お魚を使って丁寧に調理された素晴らしいコース。
どれもこれも美味しかった。
すべて胃腸に良いという植物とか、
肌に良いとか、
目に良いとか、
それぞれの効能があって、健康に良いとか?

量ももの凄いあって、
全てを食べ尽くすことが出来なかったのだ。
くやしぃ!!!

今度は全員が腹の皮がはじける思いをして帰宅しました。

そして満腹ツアーまだつづく・・・

第一町人発見!

2002年10月18日
お婆さんは庭で豆を広げて乾かしていました。

すごい笑顔で出迎えてくれました。
我々も無事に到着したことにホッと一息。

とりあえず母屋に入ってお茶。

玄関に入った瞬間、"田舎のおうちの匂い"が
鼻の穴を通り、脳みそを内側から強打した。
α波が広がる脳みその図を即行でイメージして、
アレがまさに自分の頭の中で起こっているに違いない、と思った。

徹夜でドライブした体はもうクタクタ。
お茶の時間でホッと一息。

久しぶりに赤来町にきたのだが、
特に変わった様子がないことに安心した。

ゆっくりした午後とか。
用水路の水の音とか。
景色とか、
山とか、
不必要な大きな変化が無いのは素晴らしい。

"静かな午後"
最近ずっと戦闘機が飛び回る音などで耳が雑音に慣れていたんだな〜とちょっと悲しくなる。

録音には最高の環境よね。

それからお婆ちゃんに連れられて、
山を一つ越えて隣町へお蕎麦を食べにいきました。
頓原町の蕎麦、一福(いっぷく)は島根に来たら
必ず食べなければいけない素晴らしいお蕎麦だ。

本店が島根県頓原町の山にあるというお蕎麦。

地元の人だけじゃなく、広島にも大阪にも広まっている一福のお蕎麦。
量は多いし、そのくせ安いし、どれをとってもハズレは無いし。舞茸のてんぷらは最高だし。
誰がどうみても良いものはやっぱり愛されるのだと、
いつもココに来て思う。

おばあちゃんと三人で夢中になって蕎麦のセットを食べた。
ミニ釜揚げ蕎麦セット。
どの辺りがミニだったのか今でも疑問だ。

腹の皮が膨らみに追いつけないくらい満腹になってしまった。

加藤君曰く「俺、ココにいたら、凄く健康になる自信があるし、確実に太るな。」

田舎万歳。

水も人も食べ物も空も大地も綺麗だ。

つづく・・・・

スタート

2002年10月17日
この日の夜
緑の茶飲み号は東名厚木インターにのり、
名古屋を通り、
名神高速道路にいつの間にかのり、
山の中を通り抜ける中国道を通った。

黒い闇の中をハイスピードで通り抜ける
私の緑の車。

やがて夜が明けて、
霧の中を走行。

日が昇り、

それでも走りつづける緑の車。

西に行けば行くほど地名が美しくなっていくように思う。

まだ知らないこと、
まだ見たことがないところ、
が多いな〜と思いながらアクセルを踏む。

そのうち、見たことがある風景を通り、
嗅いだことのある匂いが窓から入り込んできて、

緑の車はお昼前には懐かしい赤来町に到着した。

つづく・・・・

世界平和

2002年10月13日
寿司ロボットを作った億万長者がテレビに出ていた。

ぼーっと見ていたのだが、初めて同じ世界平和論を持つ人をこの世に発見した瞬間である。

それは世界中を満腹にすることで平和がやってくるという論理だ。

島国で適度に暖かくてお腹がいっぱいな国の人、
例えば日本人とか、ミクロネシア人とか、
明らかに戦闘意志は無い。

何故か?

現状に満足しているからさ。

お腹が空くとみんなどうにかしようとしてオカシクなる。

アメリカが今やらなければいけないこととは
兵隊を作るのではなく、
給食係と農家を増やして、
アメリカの税金で他国にそれを派遣して、
そこの国の人が大満足になるまで
民衆の腹を膨らませることだ。

大事なポイントは無償であること。

絶対そこに信頼関係がないと食べれないじゃない?
逆にそれを食べちゃって美味しかったりすると、
その人を信頼しちゃうところがあるじゃない?

誰かが言っていたな、
"彼氏が出来たらまず彼の胃袋をつかめ。"

うちの犬も餌をくれる人にはなつく。

つまり、
人間ってただ二本足で歩ける動物なんだよね。


umami成分

2002年10月12日
これを発見した学者さんは日本人で、
食べた時に旨味を感じる成分をずばり"umami" と名づけた辺りが凄く好きだ。

世界中の学者が"umami"という日本語を口にすると
思ったら何だかワクワクするのは私だけなのか?

いつの日か、chanomiがグローバルな言葉になったりして・・・・・。

って妄想が広がるじゃないか。

イギリスの婦人がバラ園の中で、
"Cup of tea,love?"(イギリス人はすぐloveと言う気がする。)

じゃなくて、
"cha-nomu?"

なんちって、、、
あああああー
果てしなく広がる妄想はココで止めないと。

では!良い妄想を!

ぺ三さんの整体パワーでもの凄い
朝ご飯が美味しかった。
シリアルのコマーシャルのような爽やかな朝・・・。
目玉焼きを構成しているたんぱく質の一つ一つが
口の中で弾けているかんじ。
噂のUmami成分ってやつ?
目玉焼きとご飯というコンビネーションに感動した瞬間である。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

近くにギター工房があるのだが、

そう、HPのリンクにも貼ってあるフルヤギター工房さんなのだが、

はじめて我がギターを持って行きました。

はがれてきているピックガードを直してもらおうと思った。
(ピックガード=アコギの穴の下にある板)
大したことではないのだが、剥がれかけのかさぶたのようにスゴイ気になるのです。
そしていつの日か自分でベリッと取ってしまうのではないかと・・・。

小児科に我が子を連れて行くような感覚でした。

診察台にのった私のギター。
お医者さんのフルヤさんが様子を見る。

自分で直せるような気はしたのだが、
失敗したらスゴイいやだ〜って思ってプロに相談。

信頼できるギター修理師がいるのって
まるでいつでも相談できる主治医がいるみたいでなんかホッとした。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
フルヤさんの所に行く途中に高校時代の友達
に偶然会って、
「なんか楽しそうだね〜!」
っていきなり言われた。

私は歩いているだけで楽しさを振り撒いているのか?
と思って嬉しくなった。
歩いているだけでそんなことを言われたのは初めてだ。
俺は今最高に充実しているという顔をしているのかもしれないな。


整体

2002年10月10日
なんだか疲れたので整体してもらいました。

P3整体ver6.3

かなりパワーアップしたそうな。

足の裏を触られた瞬間にそれは実感したのだが。

今までも凄かったが、今回はかなりハイパワーだった。
足の裏に電気を流されているんじゃないかと思うくらい"何かが流れている"のを感じる。
そしていつの間にかフニャフニャの柔らかい体になる。

目を最近酷使していたせいか、
すごく目の周りが重たかったのだが、
それも一気に治して貰って、
顔も引き締めてもらった。

エステみたいだ。


そこの疲れている貴方、この気持ちよさは病みつきです。

有難うぅぺ三さん。

くぅ〜

2002年10月9日
ベリーダンスで汗を流した後、
磁石でもついているんじゃないかと思うくらいの勢いでいつもの赤提灯に足が引っ張られる。

イカワタをつつきながら日本酒、
女25歳が25歳のアレコレを25歳の理解の範疇で
分析、論じる、立ち止まり、考える。

そして最後には笑う。

生きているって楽しいねって。

二人はこの先どんな大人になっていくのでしょう?

楽しみだね。

〜〜ここからフラストレーション開放のために書きます、Why?you got to read it to know why.〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
Sometimes I feel more comfortable when I’m using English.
It’s like waking up parts of myself that are asleep in the daytime.
Im definately not trying to show off or anything, and if you think I am you just don’t know me at all.

Does that sound familiar to anyone?

If so, What are we?

Floating in the midst, not being able to be 100% on either sides.
So, instead we’re struggling, trying to belong to someone, or someplace,
or something, to fulfill that emptyness that lies beneath.
Seeking for a stable ground.

After typing all of this...I’ll try not to think of it because
it doesnt sound like its going to reach a conclusion.

We just got to keep on moving,
Keep on living.
Keep on singing.
Keep on loving,

Til the day comes.

Right?
:)

みかん

2002年10月8日
いつもは土曜に通っているボイストレーニングを
今月は土曜が先生も私も都合がつかないので
平日の夜にしてもらった。

ベリーダンス+整体+ボイトレで
体の使い方が上手になってきているみたいだ。

気を抜くとだめなのだが、
最近調子がとても良い。
歌詞も褒められたし、最高だ。
私は最高の気分で帰宅していた。

電車を降りてのんびり歩いて帰っていると、
10時pm頃、怪しい人影がうちのみかんの木の前に立っていた。

原家のみかんの木は道路に面していて、ここ何週間か緑色だった実はほんのり黄色くなってきている。

重そうな枝は確かに魅力的だ。

通りがかりに辺りを気にして一つもっていくのは可愛らしい。

でも、
袋を用意して収穫していくのは盗人だ。

昔流行したオバタリ○ンという漫画からそのまま
生命をもらったかのような前掛け+ツッカケを履いた+パンチパーマおばちゃん。小雨の降る夜に出没。

正々堂々と我が家のみかんの木の前で白いプラスチックの袋を広げて手でみかんをもいでいた。

10年ココに住んではじめて遭遇した盗人。

背後から足音を立てずに近寄ってみた。
「あの〜、これ、、うちのミカンなんですが。」

おばちゃんはショックで傘を落とした。

私はこの状況が楽しかった。
"その時、捜査官は犯行の瞬間を目撃した!"という
ナレーションが自分の中で流れていた。

しばらく黙ってお互いの顔を見つめ合った。

「ごめんなさいね、、、、通りかかったら美味しそうだったから、10個ほどもらっていくね〜」
と言って慌ててその場から逃げた。


10個、、、、随分とったんだね。
そんなにうちのまだ緑のミカンが欲しいのか?


おばちゃんの顔はしかと記憶した。

次に近所で会った時はみかんが美味かったかどうか聞いてやる。


思い出す

2002年10月7日
土曜の結婚パーティーで演奏した時のことだが、
テーブルに何故か握力鍛える機械「グリップ?」っていうの?
が置いてあって、試しに握ってみたら全然動かなくて、
バンドの皆(他は皆男なのだが)にやらせたら
やはり男の子鍛えて無くてもは力が強いので普通に握れたみたいだ。

負けず嫌い全開で、
何だか自分だけ出来ないのが
悔しくてグリップと格闘していたら、

周りから君は女の子だから無理だと言われた。

Tさんが
「男子は握る力はあるけれど、女子には手放す能力がある。」
と笑顔で言った。

そうか・・・・

いらないって思ったら女の子はすぐに手放す力があるのか・・・・・

って納得してしまった。

それが女子力か・・・・

確かに、女の子は"キライ"って思ってしまったら
もう二度とその考えを改めることは無いかもしれない。

力のある女は手放し上手。

整理整頓が上手で、
筋肉が少ない分、持ち運ぶことは苦手だから、
いらないものは捨てるのだ。


納得。
女子力ってかっこいい。
やっぱり女って美しい。

アラニス

2002年10月6日
ふふふ、

久しぶりにワールドツアーしている人のコンサートに行ってまいりました。

アラニスモリセット。

私が17か18歳の頃だったか、彼女はデビューして、
赤坂ブリッツでライブをした。
彼女のスタイルは当時斬新的で、衝撃的だった。
怒りをこれほど上手くさらけ出せた女はいなかったと思う。
女の狂気に近い醜さを美しさに変える方法を提示した先駆者といっても良いだろう。

10代の私の脳みそをビックリさせ、夢中になった。
必死にチケットを予約しようとしたが、当時は無理だった。

そして再び現れたチャンス。

「あの時に見たかった!」というのがあるのだが、
"一度生で見てみたい人"のリストにあるので、
この機会を逃さないわけにはいかなかった。

あの頃の壊れそうなイメージとは違い、
芯の強さと悟りを開いたような雰囲気に圧倒。
自信と経験が声になって会場を鋭く突き抜けていく。

やはり、オリジナリティーってすごいパワーだと思う。

楽しいライブでした。
達成感を味わいました。


ヘリコプター

2002年10月5日
早朝5時30am、我々は16号線を通って
川越市に向っていた。

何故って?

ホンダ航空という場所で結婚披露宴があったからさ。

ユニバーサルロジック+茶飲み=ユニバー茶ルロジック。

津嶋さんの友達の結婚パーティーで演奏することになったのです。

「平服」でということだったので、
綺麗目な服&汚れてもいい服の両方を持っていった。

9時am川越市、ホンダ航空到着後、判明した。

汚れてもいい服だ。

メガフォンを持ったお兄さんが見晴らしの素晴らしいホンダ航空の敷地の一角を仕切った。
我々はまるで校庭に集合した文化祭スタッフだ。

セスナを沢山飛ばすくらいだから本当に見晴らしの良いところだった。

木が無いので、お天道様に当たりっぱなし。
こんなに太陽の光を浴びるのは久しぶりだわ〜〜〜。
と思っていたのだが、あっという間にぐったりしてしまった。

演奏をはじめて、
しばらくするとヘリコプターで会場に新郎新婦が
派手に到着するという設定。

私達演奏者の後ろにヘリが着陸したのだが、

加藤君の背後にヘリが来た時には、
ロックスターのように皆はヘリの風を受けながら
演奏していた。
U2とか、
そういう壮大なことをするミュージシャンな気分さ。

経験値が上がったな。

素晴らしい気分だった。
ヘリパワーで皆元気になったんじゃないだろうか?

バンドライブタイムもしっかり演奏して、
最後は遊んで、
無事終了。
お客さんも喜んでくれたみたいだし、満足。

そしてバンドメンバーはみんなスゴイ日焼け。
一見、健康的なバンドになったかも?

2002年10月2日
また美容室で難しい注文をしてしまった。
今回のお題は
"頭を振り回した時にかっこいいヘアースタイル"

もちろんベリーダンスの時を考えての注文。

毎回美容師さんを悩ませています。

私は特に普通の会社に通って、
世間体を気にしなければいけない位置に居るわけではないし、
特にモテタイ願望は無いので、
一般的な男の子が好感をしめす髪型はいらない。
むしろ、ちょっと変わった髪形は大歓迎である。

こういう冒険って髪の毛にも精神にもパワーがある
今のうちにやっておかなければいけないと思うし。
40過ぎ・50過ぎになってからいくらでもまともな髪型はできる。

さて、

私の髪の毛はストレートパーマで真っ直ぐにされ、
かる〜くなりました。

頭を振ると毛先が踊ります。

名づけて、

”ダンシングカット!”

私は好きだ。


Ghost World

2002年9月29日
噂の!
っていうか、
自分の中で凄く気になっていた映画なのだ。

近所のビデオ屋が5本千円だったので、
次女が借りてきた。

なんとか時間を作って今日見ました。

感想は

"分かるな〜"

分かるんだよ。

すっごい自分の高校生時代のウヤムヤした何ともいえない、"世間とは上手くやっていけない気がする"
っていう気持ち。

何とか自分の魂を自由に飛ばしてあげたいんだけれど、
その方法が見つからないっていう焦りとか。

上手くやっていけない腹いせに、世の中を小バカにしちゃうところとか。


分かる。


10代だ。

迷えるティーンだ。


ああいう気持ちが全開だった頃は"世間一般"
というものを全て敵だとみなしていた。

私は少しだけ大人になったのかもしれないね。

この映画の主人公の格好+部屋の内装など、
可愛いです。
最初と最後のシーンが印象的で好きです。

気になった貴方は見てね。

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